SMAP香取慎吾(32)が人気脚本家三谷幸喜氏(47)の新作ミュージカルで、ニューヨークのオフブロードウェーに初進出する。香取の主演ミュージカル「TALK

 LIKE

 SINGING(トーク・ライク・シンギング)」が11月12~22日に、ニューヨークのスカーボール・センターで上演されることが8日、発表された。「トーク-」はニューヨークで初演された後、来年は日本公演が行われる予定。

 「トーク-」は普通にしゃべることができず、常に歌い、踊り続ける青年ターロウ(香取)と取り巻く人々を描く。三谷氏が演出、脚本、作詞を担当。現在、脚本を執筆中だが、セリフや歌詞は英語と日本語を半分ずつバランスよく配分。プラカードや字幕を使い、キーになる言葉を示す構想もある。言語に関係なく、楽しめる構成に仕上げるつもりだ。

 香取はNHK大河ドラマ「新選組!」や映画「THE

 有頂天ホテル」に出演するなど、三谷作品とのかかわりは深い。三谷氏は「オリジナルミュージカルをまずニューヨークで上演して、それから日本に持って来る。そんなこと、今まで誰もやらなかった。めちゃくちゃ高いハードルですが、香取さんとなら飛び越えていく自信があります。早くニューヨーカーたちを笑わせたくて、今はうずうずしています」と自信満々だ。

 作曲と音楽監督は、人気キャラクター慎吾ママのミリオンヒット曲「慎吾ママのおはロック」の作詞、作曲を手掛けた元ピチカート・ファイヴの小西康陽(50)。香取は「三谷さん、小西さんはボクにいろいろなことを教えてくれています。そんなお二人に、今度はミュージカルの楽しさをニューヨークでたくさん教えてもらいたいと思います」と心待ちにしている。

 ほか、川平慈英、堀内敬子、新納慎也らが出演。

 [2009年6月9日7時17分

 紙面から]ソーシャルブックマーク