タレント大桃美代子(45)がツイッターで前夫、APF通信社代表の山路徹氏(49)とタレント麻木久仁子(48)の不倫を暴露したことに始まる騒動で、最もイメージダウンになったのは麻木だった。ネットサイト「ニッカンスポーツ・コム」で、この三角関係の原因と展開について緊急アンケートを実施。5602人が回答を寄せ、「イメージダウンが大きいのは」の問いに78%が麻木と答えた。大桃や山路氏には同情票も多かった。

 世間の目は麻木に厳しかった。大桃、麻木、山路氏の名前を並べた「イメージダウンが大きいのは」の質問に、「麻木久仁子」と答えた人は4377人と78%を占めた。

 問題は大桃が19日に自身のツイッターで、麻木が前夫の山路氏と「不倫していた」と名指しでつぶやいたことに始まる。麻木が22日に会見し、24日に大桃が会見を開いた。麻木は「山路さんから(大桃との)夫婦生活が破綻していたと聞いていたので、不倫ではない」と主張したが、大桃は「破綻しているとは思っていなかった。自分もまだ籍が入っていたので、(交際は)不倫になる」と反論。両者の言い分は食い違うが、アンケートでは麻木の主張を81%を占める4561人が「言い訳にすぎない」と見ていた。

 24日には大桃が「山路さんから麻木さんと婚姻関係にあると聞いた」と新たな暴露をしたことを受け、麻木は22日には明かさなかった山路氏との婚姻関係をファクスで認めた。所属事務所も2人が結婚し、1カ月前に離婚したことを明かした。この対応も印象を悪くした一因とみられる。

 一方で、騒動のきっかけを作った大桃には意外なほどの同情票が集まった。「良くないが、気持ちは分かる」と2694人(48%)が答え、「良くない」と答えた1080人(19%)を大きく上回った。さらに山路氏の「悪いのは私です」という発言については、半数以上が「思わない」と回答した。麻木から金銭的支援を受けていたことについても「良くない」の回答は33%のみ。これらの結果を総合すると、麻木の「1人負け」になる。

 3人の今後については、「3人が別々の人生を歩むべき」が94%と大半を占めた。山路氏との破局を宣言した麻木もそのつもりのようだが、麻木と山路氏の復縁を望む声は3%、山路氏への未練も印象づけた大桃と同氏の復縁を望む声も3%と少数だった。

 [2010年12月26日8時23分

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