歌手新沼謙治(55)の妻で、7日午後に都内の病院で死去した新沼(旧姓湯木)博江さん(享年62)の通夜が17日、東京・大田区の臨海斎場で営まれ、約1200人が参列した。博江さんはバドミントン女子シングルスで4度世界一に輝いた名選手で、遺影は昨年に新沼の仕事場で撮影したものを中央に、75年全英オープン時と80年ごろに国内の試合で撮影された写真がそれぞれ左右に飾られた。祭壇にもバドミントンで使用するシャトル(羽根)が飾られた。戒名もバドミントンで名声を残し、結婚後は内助の功で新沼を支えたという意味を込めて、「羽鏡院謙室博翔大姉(うきょういんけんしつはくしょうだいし)」。ゴルフ好きだったことで石川遼モデルの赤いゴルフウエアを着てひつぎに入った博江さんの亡きがらには、新沼と子どもたちが書いた手紙などが添えられた。
喪主の新沼は弔問客に対応した後、「世界チャンピオンなのに縁の下の力持ちで、結局自分で全部やってしまう。行動力のあるひとでした」などと妻との思い出を口にした。入院していた博江さんに最後にかけた言葉は「ありがとう。ありがとう。頑張ってね」。山形でのコンサートの前、携帯電話で告げたという。葬儀、告別式は今日18日午前9時から同所で営まれる。




