歌手近藤真彦(48)がテレビ東京系アニメ「超速変形ジャイロゼッター」(火曜午後6時)で初めて声優に挑戦することになった。このほど都内のスタジオで収録を行った。

 作品は、小学5年生の主人公、轟駆流(とどろき・かける)がロボットに変形する車を駆使して、人類を救う物語。近藤は本人役でレーシングチームの監督の声を演じた。今回の収録で初めてアニメの「近藤真彦」と対面すると、「かっこいい!

 ここまでハンサムにしてくれて、頑張らなきゃと思いました」と感激していた。長男の轟丞(ごうすけ)君(5)には「サプライズで見せようと思います。喜ぶと思います」。

 せりふは短いが、すっかり声優に魅了された様子だった。「ハマりそう。OKが出たので、これで終わりなのが寂しい。10回でも20回でもやりたい気分だね。楽しかったなあ」と名残惜しそうに話した。「また登場する機会もあるということなので、ちょっとせりふを増やしてほしいなあ」と笑顔で意欲を示した。

 50曲目のシングル「Let’s

 Go!」(11月21日発売)は同アニメのオープニング主題歌として使われる。「まさか自分が50曲も出せるとは思わなかった。何歳になっても応援してくれるファンの皆さんに感謝したい」と積み重ねてきた実績を振り返った。「そういえば、アニメの主題歌を歌っている歌手ってみんな元気で尊敬します。僕も10年、20年たってもリクエストがあればこの曲を歌いたい」と同曲への強い愛着を語った。近藤の登場は11月27日放送の第9話。