ソチ五輪でNHKが放送したフリースタイルスキー・モーグル女子決勝の平均視聴率が、9日未明(放送枠は8日深夜3時)という時間ながら、関東地区で7・3%(関西地区は5・5%)と好視聴率を記録したことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。悲願のメダル獲得は逃したものの、五輪最後の滑走に熱い視線が注がれていた。開会式の視聴率も深夜1時スタートにもかかわらず、13・6%(関西地区は12・4%)と健闘した。
5度目の五輪で初のメダル獲得を目指した上村愛子(34=北野建設)の奮闘を多くの視聴者が見守った。放送開始は9日午前3時。明け方に近く、多くの人が眠っており、各局の番組が通常で1%前後の視聴率を記録する時間帯だ。それにもかかわらず、上村が出場した女子モーグル決勝の平均視聴率は、関東地区で7・3%を記録した。瞬間最高は、準々決勝の滑り前後の同3時20分と同22分~25分までの8・2%だった。決勝の上村のスタート直前の同4時11分とフィニッシュ直後の同4時12分にも7・4%を記録。得点が出た同4時13分には7・2%、メダルを逃した瞬間の同4時24分にも7・4%と安定した数字で推移した。
放送したNHK内からも「この時間に7%台は驚異的な数字だ」と驚きの声が上がっている。関西地区では同4時24分、上村が4位に終わった結果が出た時間に、瞬間最高視聴率6・4%を記録した。
日本が5位となったフィギュアスケート団体決勝は9日午後11時55分からNHKが放送、こちらも深夜の時間帯ながら関東地区で12・7%(関西14・5%)を記録した。瞬間最高視聴率は町田樹(23)の得点が発表された直後の深夜0時49分に15・4%を記録。関西では同0時48分の得点発表直前、17・4%と高視聴率を記録するなど関心の高さがうかがえる。開会式は7日深夜1時からNHKで放送されたが、関東地区で平均視聴率13・6%、関西地区でも12・4%と、深夜としては高視聴率を記録した。




