ロックバンド、キャロル元メンバーで、肺がんで闘病中の歌手ジョニー大倉(62)が24歳だった76年当時の未発表映像が発見されたことが14日、分かった。

 75年のキャロルの解散コンサートや尾崎豊の映像作品を手掛けた佐藤輝監督が、プロモーション用に撮影。俳優常田富士男や元ゴールデンハーフの森マリアが出演し、舘ひろし(64)がリーダーを務めていたロックバンド、クールスも特別出演している。佐藤監督が新たに編集して、12月24日発売の限定豪華ボックス「JOHNNY

 ROCK’N’ROLL」(予約受け付け中)に収録される。

 昨年6月に余命2週間の宣告を受けたジョニーだが、抗がん剤治療を受けて今年3月に退院。4月には約1年ぶりにステージに立った。だが、再発して8月に再入院。抗がん剤治療を続け、来年のデビュー40周年へ向けて年内の退院を目指している。