女子マラソンの日本勢が3大会連続でメダルを逃した。伊藤舞(32=大塚製薬)は2時間37分37秒で46位に終わった。

 伊藤は「体が動かなかった。うまく調整できなかった」と悔し涙に暮れた。中盤以降のペース変動に参加する前にレースは終わった。昨年の世界選手権の入賞で代表に内定し、1年をかけて準備してきた結果の惨敗。「私の持ち味の粘り強さは出さなかった。ただ諦めることはしないでゴールしました」と述べた。