<J1:G大阪2-2東京>◇第1節◇7日◇万博

 勝敗のポイントは2つ。2点先行したG大阪は3点目を取れていれば、東京の息の根を止められたはず。しかし、チャンスの時に宇佐美とパトリックの2トップだけで得点できるわけではない。2人に託し、サポートが足りなかった。前線にもう1、2人を押し上げて攻撃に絡んでいれば、追加点を奪えた。このゲームが2点リードでいけるという読みの甘さ、そして3点目を取らなかったツケが引き分けを招いた。

 もう1つは武藤の同点ゴールの場面、クリアした岩下の状況判断。余裕を持っていれば、ああいう形で相手にボールを渡してしまうことはなかった。2-1というスコアが精神的な重圧となり、平常心を欠いた状況判断のミスに結びついた。宇佐美は気持ちが乗っている証拠に、PKを自分で蹴り、3点目を果敢に取りに行った。それだけにもっと周りのサポートがあれば違ったゲームになった。(日刊スポーツ評論家)