日本代表のMF香川真司(21=ドルトムント)のアジア杯決勝オーストラリア戦の出場が絶望となった。25日の韓国戦で右足甲を負傷。26日にカタール・ドーハ市内の病院で「右第5中足骨骨折」と診断された。関係者は「後半途中にジャンプして着地した際、韓国選手に乗っかられたようだ」と説明。香川は韓国戦の途中から精彩を欠き、後半42分に交代し、試合後は「後半に足が止まってしまった。こういう舞台で結果や存在感を出す選手にならないと。まだ決勝で1つチャンスが残っているから、修正したい」と話していた。ザッケローニ監督は「大事を取って休ませただけ」と重傷でないことを強調したが、大きな痛手となった。