【ドーハ(カタール)=10日】1次リーグ初戦でヨルダンに1-1で引き分けた日本(FIFAランク29位)はこの日、ドーハ市内で約1時間半の調整をした。

 真司、もっと自由に動け-。MF本田圭佑(24=CSKAモスクワ)が10日の練習後、MF香川真司(21=ドルトムント)と「緊急青空会談」を実施。「(真司には)自分のやりやすいように、特徴を出せるように動けという話をしました」と内容を明かした。

 練習後、ピッチ上に座った本田圭に香川が近寄っていった。即席の「青空会談」は約10分。ザックジャパンの攻撃の柱2人が、ヨルダン戦で苦戦した内容を振り返っていた。

 本田圭

 昨日の試合を振り返ってどう思った?

 香川

 (本田圭さんと僕の)距離が離れすぎたところがあるから、近くでやった方がいいと思う。

 本田圭

 自分のやりやすいように、特徴を出せるように動け。それをすれば周りもオレもスペースが空いてくると思う。

 2人が手応えを感じたのは、ヨルダン戦の後半13分にFW岡崎が投入され、本田圭が右MF、香川がトップ下にポジションチェンジしてからだった。本田圭が「後半、オレが右に出てから少し良くなった」と話せば、香川も「自分としては中(トップ下)でやった方がやりやすい。サイドではボールを持って孤立してしまった」と振り返った。13日のシリア戦は、2人がどのポジションに入るかは分からない。それでも、本田圭は言い切った。「2人がどこでプレーするかは分からないけど、2人の位置が近くても、低い位置ならダメ。相手にとって怖い位置にいないといけない」。相手の怖い位置、それは相手ゴールに近い位置。2人の連係が整えば、日本の勝利につながる得点が生まれるはずだ。【菅家大輔】