DF米倉恒貴(27=G大阪)は海外組を含めた日本代表では初先発を果たし、フル出場した。所属のG大阪では右サイドバック(SB)を務めるが左SBをこなした。

 前半27分、左サイドを駆け上がった米倉は中央のMF長谷部誠(31=フランクフルト)へ折り返しのパス。長谷部がロングシュートを放つもGKにキャッチされた。慣れない左SBだが、後半も得意の攻撃で存在感を示した。

 国内組で臨んだ8月の東アジア杯でA代表初招集。同杯中国戦で初先発し、即アシストと結果を残した。フィジカル、球際の強さを日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)に認められ、9、10月のW杯アジア2次予選メンバーにも招集された。

 後半途中からはG大阪で同僚のDF丹羽大輝(29)が出場。米倉と同じく海外組を含めた代表では初めて出場を果たした。