日本代表で4試合ぶりに先発したFW宇佐美貴史(23=G大阪)は、不発に終わった。

 序盤から攻めるイランに対して、守備に追われる時間が増え、持ち味を出せず。しかし、交代する直前の後半13分に、MF清武弘嗣(25=ハノーバー)からパスを受け、前線のFW武藤嘉紀(23=マインツ)へ絶妙なスルーパスを通し決定機を演出した。

 この日初めて武藤、MF柴崎岳(23=鹿島)と92年生まれの“プラチナ世代”3人で同じピッチに立った。しかし、初競演をゴールで祝うことはできなかった。

 宇佐美はW杯アジア2次予選シリア戦では、約半年ぶりとなる代表2ゴール目を挙げていた。