<日本代表2-1J選抜>◇29日◇長居

 J選抜の横浜FC・FWカズ(三浦知良=44)が、代名詞のカズダンスで被災地へ最高のエールを送った。後半17分から途中出場すると後半37分に右足でゴール。闘莉王が頭で落としたボールに鋭く飛び出し、GK東口よりワンテンポ早くボールに合わせた。そのままゴール裏まで走り抜くと、場内の視線を独り占めにするカズダンスを披露。「迷いましたけど、暗くなってはいけないなと思って」と華麗にステップを踏んだ。

 日本代表を含めて、誰よりも声援を浴びたのはカズ。両チームのゴール裏から「カズコール」が沸き起こるなど、プロ26年目の44歳が、東日本大震災の復興を願う慈善試合で千両役者ぶりをいかんなく発揮した。「継続してやっていかないと。今日をスタートにしていかないと」と語り、今後の支援を訴えることも忘れなかった。