11月6日に開幕するU-19(19歳以下)アジア女子選手権(16日まで、ベトナム)へ向け、吉田弘監督(53)率いるU-19女子日本代表が29日、静岡県内で直前合宿を開始した。昨年9月のU-17女子W杯で準優勝したFW京川舞(17=常盤木学園高)、横山久美(18=十文字高)らが中心。同大会で優勝した韓国や北朝鮮など6カ国が総当たりで対戦。上位3カ国が来年のU-20女子W杯ウズベキスタン大会出場権を獲得する。

 主将のMF藤田のぞみ(19=浦和)は「なでしこジャパンの活躍で、絶対に出場権をとらないといけない気持ちはより強くなった。W杯でも頂点に立たないと」と決意。報道陣に「ベトナムにも、来ていただけるのですか?」と逆質問。好結果を日本に届け、なでしこに続く盛り上がりを願った。