<コンフェデレーションズ杯:日本3-4イタリア>◇1次リーグA組◇19日◇レシフェ・ペルナンブコアリーナ

 日本代表のDF内田篤人(25=シャルケ)が、オウンゴールを喫した。

 2-1の1点リードで迎えた後半5分。ゴールライン際でDF吉田麻也(サウサンプトン)が1対1で競り負け、中央に送られたボールを、内田がクリアしようとしたが、ボールはゴールに突き刺さってしまった。

 すぐ後ろには、イタリア代表FWバロテリが詰めており、内田だけを責められない失点だった。

 その2分後にはMF長谷部誠主将(ウォルフスブルク)が、ペナルティーエリア内で一度は自身の足に当たったボールが腕にはね返り、痛恨のPKを献上。これをバロテリが冷静に決めて、あっさりと3-2と逆転された。

 ミス絡みで起きた後半開始直後の連続失点が、試合の流れを変えた。

 その後、粘る日本は岡崎のゴールで一時は3-3の同点。しかし後半41分には、再び最終ラインのミスでDF今野泰幸(G大阪)があっさり裏をとられ、決勝弾を奪われた。