日本サッカー協会は1日、国際親善試合ジャマイカ戦(10日、デンカS)、ブラジル戦(14日、シンガポール)の2試合に臨む日本代表のメンバー23人を発表した。FW本田圭佑(28=ACミラン)、DF吉田麻也(26=サウサンプトン)をはじめとするW杯ブラジル大会メンバーに加え、9月は負傷で招集が見送られたMF香川真司(25=ドルトムント)が満を持して招集。W杯メンバーから外れたFWハーフナー・マイク(27=コルドバ)も復帰した。DF昌子源(21=鹿島)、DF西大伍(27=同)、DF塩谷司(25=広島)、FW小林悠(27=川崎F)ら新たなメンバーも加わった。

 ハビエル・アギーレ監督(55)は東京・JFAハウスで行われた会見に出席。「世界トップクラスの代表(ブラジル)と戦えるのは、代表の成長につながると思う。楽な戦いではないが、逆境を乗り越えることを目指したい。(新しいメンバーには)Jリーグで出しているものを国際レベルで出せるのかを私は見てみたいと思う」と話した。

 以下がメンバー。【GK】川島永嗣(スタンダール)、西川周作(浦和)、権田修一(東京)【DF】水本裕貴(広島)、長友佑都(インテルミラノ)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井高徳(シュツットガルト)、塩谷司(広島)、太田宏介(東京)、西大伍(鹿島)、昌子源(鹿島)【MF】細貝萌(ヘルタ)、森重真人(東京)、田中順也(スポルティング)、森岡亮太(神戸)、柴崎岳(鹿島)、香川真司(ドルトムント)【FW】岡崎慎司(マインツ)、本田圭佑(ACミラン)、ハーフナー・マイク(コルドバ)、柿谷曜一朗(バーゼル)、武藤嘉紀(東京)、小林悠(川崎)