<国際親善試合:日本0-4ブラジル>◇14日◇シンガポール国立競技場

 FW岡崎慎司(28=マインツ)は無得点に終わり、悔しさをあらわにした。

 前半36分、右クロスに飛び込んで頭を合わせるが、ゴール左に外れた。後半11分には、角度のないところから右足シュートを放つがブラジルGKがはじいた。後半33分に、FW柿谷と交代して退いた。

 試合後には「厳しい戦いは予想していた。相手の1つ1つの力が上回った感じがします。個人の力によるところにはある。日本はチームで戦わないといけないけど、個人の能力を含めてチームとしても突き詰めないといけないところがあると思った」と振り返った。

 シンガポールのスタジアムは満員で、ブラジルにも日本にも拍手が送られた。日本のサポーターも駆けつけており「サポーターがたくさんいたので、勝ちたいという気持ちが強かった」と悔しがった。