日本サッカー協会は27日、6月のキリン杯に出場する日本代表25選手を発表した。

 初の代表入りが期待されたフェイエノールトFW宮市亮(18)は、日本代表、U-22日本代表にはともに選ばれなかった。27日は鳥取県内でトレーニングを行ったが、保有権を持つアーセナルから取材規制が敷かれていることもあり「すいません。話せないんです」と、申し訳なさそうに答えた。6月1日のペルー戦出場となれば、17歳322日の日本人最年少出場記録を持つ市川大祐(甲府)に続く18歳169日での歴代2位の代表デビューだったが次回以降に持ち越し。U-22代表の関塚監督は「タイミングを見ての話。機会は見ていきたい」と来年のロンドン五輪を見据えて今後の招集には含みを持たせた。