日本協会が、早くも次の戦いに向けて動きだす。日本は来月11日にホーム・タジキスタン戦(長居)、11月にはタジキスタン戦(11日)、北朝鮮戦(15日)と、いずれもアウェーでのW杯アジア3次予選が控えている。チームとともに帰国した原博実強化担当技術委員長は7日、北朝鮮がホームでタジキスタンを1-0で下した6日の“裏カード”を視察した霜田正浩技術委員が今日8日に帰国するとした上で「映像を持って帰って来ると思うので、話し合いの場を設けたい」とし、未知の舞台・平壌の情報なども収集するつもりだ。成田空港到着後には、近隣のホテルでザッケローニ監督とミーティングも開き、今後の対策を練った模様だ。

 また、11月のアウェー・タジキスタン戦前には、小倉会長が隣国のウズベキスタンで直前合宿を行う案を出しているが、原委員長は「まあ、これからですね。いろいろ情報を集めて、早めに決められたら」と話していた。