アギーレジャパンは1日、札幌市内で始動。初陣の親善試合ウルグアイ戦(5日・札幌ド)へ向け練習が行われた。

 初召集の東京FW武藤嘉紀(22)が初めての代表で安眠を確保する。世代別を通して初の代表合宿初日を終え「練習からスピードを生かしたドリブルでアピールしたい。明日から本格的な練習も始まりますし、萎縮せずにやりたい」とニューフェースらしく、はつらつとした口調で感想を口にした。そのために今回、北の大地に持ち込んだのは、安眠グッズだった。

 東京のアウェー戦や、寮でも愛用しているマットレスと枕を持参。「もし寝られなかったらプレーに影響が出るかもしれないので」と、コンディションづくりを気遣う。この日、宿舎に集合した後、昼食の場では新顔とあって、1人1人に握手をしてあいさつも済ませた。「先輩方からはプラスになることは聞いて、盗んでいきたい。まずは試合に出ることが最大の目標」。