G大阪が「超守備」で初勝利を狙う。今日19日のACL全南戦に向けて18日、韓国入りし、光陽スタジアムで練習した。大分から加入したDF福元、新人の守備的MF武井、先発落ち確実なDF水本など、ベンチ予定の7人のうち守備要員が実に5人。昨季スローガンの「超攻撃」と正反対の布陣で挑む。

 06年のACL全北現代戦(アウェー)で攻め続けて逆転負けした経験から「極端に戦い方を変えるシーズン。国際試合ではそういうことも必要」と西野監督。福元は「出番がくれば守りきりたい」と意気込んだ。12日の初戦チョンブリ戦は痛恨ドローだったが、焦って攻めることはない。(光陽=北村泰彦)