G大阪西野朗監督(53)が8日、ACLのアウェー・メルボルン戦(9日)での勝ち点獲得に自信をみせた。この日は午前中に公式会見を行い、午後からはメルボルンの試合会場で約1時間、汗を流した。主力の播戸と加地を欠くが、西野監督は「日程はハードとはいえ結果が出てチームとしての調子は上がってきている」と話した。

 メルボルンのエースのトンプソンもけがで欠場するが、「ストライカーとしてのトンプソン選手の力は大きいが、ほかにもいい選手がそろっている。力強くダイナミックで、組織的にパスをつなぐこともできる。全体的には攻撃的なチーム」と気を引きしめた。

 前日まで別メニューだったFWルーカスがこの日、合流。出場は微妙な状況だが、西野監督は「ルーカスがよければ今まで通り。駄目なら頭から3バックでいく」。勝てば首位浮上の可能性もある大一番。最低でも勝ち点1をとって日本に戻るつもりだ。