<アジアCL:G大阪4-3メルボルン(オーストラリア)>◇1次リーグ◇G組◇9日◇オーストラリア・メルボルン

 G大阪が大乱戦を制し、G組首位に浮上した。アウェーのメルボルン戦で2度リードを許す苦しい展開だったが、3-3の後半44分、DF安田理のクロスをFWルーカスが頭で決め、4-3で競り勝った。前節まで首位のチョンブリが全南に敗れたため、首位に浮上し、クラブ史上初の1次リーグ突破へ前進した。

 後半からFWルーカスを投入して攻撃のギアを上げた西野監督は「これは勝ちきれる試合だというメッセージを送った。選手が攻撃サッカーを最後まで意識して戦ってくれた」。MF遠藤は「追いついたり、逆転されたりの試合だったけど、ハードスケジュールの中、みんなよく戦った」と喜んだ。