今季J3最初の東北ダービーは、ホーム福島が盛岡を下し、初白星を挙げた。前半33分、鳥取から今季加入したセンターバック戸川健太(33)が先制のヘディングシュートを決めて逃げ切った。
福島が、前節の開幕ホーム藤枝戦で黒星を喫した悔しさを晴らした。Jリーグ村井チェアマンが視察する中で結果を出した。前半33分、右CKからの継続プレーで、ゴール左に詰めていた戸川が、DF野田の右からのロングクロスに反応。相手DFと空中で競り合いながら、今季チーム初ゴールを頭で決めた。プロ13年目の戸川は「(守備に)戻ろうかと思っていたが、待っていて良かった。たまには主役になることもあるのかな」と冗談交じりで振り返った。
この日はリーグ初先発の左FW田村翔太(20)もキレのある動きで活躍。ゴールはならなかったが「結果を出してインパクトを残したかった。ゴールを求めていきたい」と次戦以降に闘志を燃やした。栗原圭介監督(41)も「自分たちのスタイルが出せた」と、今後の戦いに手応えを感じている様子だった。【佐々木雄高】



