J2東京Vは0-3の後半39分から12分間で4点を奪い、大逆転した。

 流れを変えたのは、敵将ラモス監督の元チームメートの44歳、MF永井秀樹。後半28分から出場し、39分に鋭いドリブル突破でFW平本のゴールの起点となった。これでチームは勢いづき一挙4点。「僕は永井秀樹が大好き。流れを変える力を持った選手」とラモス監督を脱帽させ、永井は「師弟対決で特別な思いがあった」と話した。

 ▼3点差逆転勝ち 東京Vが岐阜戦で0-3から4-3と逆転勝ち。後半38分まで3点リードされていた試合を逆転した。後半35分以降に3点差を逆転したのはJ1、J2を通じて初。後半35分以降に1チームが4得点したのはJ2初で、J1では過去に1度(千葉が07年8月29日の大分戦、最終6-0)。