J2磐田のDF小川大貴(23)が攻撃力を磨き、スタメン奪取を目指す。19日のホーム東京V戦に備え、14日にはチームメートとともに磐田市内で調整。プロ2年目の小川は今季、左ふくらはぎ痛と腰痛で出遅れたものの、6キロほど減量して体のキレを取り戻して前節岡山戦では今季初のベンチ入りを果たした。

 小川 1カ月遅れたけど、自分の中で走れていたし手応えはあった。ベンチに入れてもらえて励みになった。

 名波浩監督(42)にはプレスバックやスライド、味方のカバーなど細かい守備の動き、攻撃での前への意識を口酸っぱく指摘されてきた。「今は体が反応して自然にカバーにもいける」と、自身の「進化」に手応えがある。攻撃も安全策のバックパスが減少しており「攻撃陣が全員、いい位置にいてくれるので、見逃さないように自然と前を向けている」と口にした。

 太りやすい体質のため、2月のキャンプ期間中、練習前と後に30分ずつ走り続けて減量を続けた。名波監督による「自分だったら走るね」というつぶやきを聞き逃さず、実行に移して体のキレを取り戻した。サイドバックには右に桜内、左にも駒野と強力なライバルが存在する。

 小川 2人に勝る武器が必要。自分は得点力と攻撃力。ウイングぐらいの攻撃力を磨きたい。

 自らの武器でスタメンを奪い取る-という強い覚悟を示した。【岩田千代巳】