仙台が青森・八戸市出身の明大MF差波(さしなみ)優人(4年)に獲得オファーを出していることが28日、分かった。近日中にも来季加入が発表される見通し。差波は中学、高校と青森山田サッカー部に所属し、現日本代表MF柴崎岳(鹿島)の1学年後輩にあたる。

 168センチ62キロと小柄ながら、正確なパスはもちろんプレースキッカーとしても高いキック精度を持つ。守備にも存在感を発揮する攻撃的MFで、明大ではボランチとしてチームをけん引。14年は関東大学1部リーグ全22戦に出場。4得点7アシストを記録する活躍を見せ、同リーグのベストイレブン、同年のデンソーカップチャレンジ全日本選抜にも選出された。過去は12年にU-19代表候補、日本高校選抜にも選出され、7月に開催されるユニバーシアード代表にも名を連ねる。