2年ぶりの優勝を狙う柏は神戸に敗れた。直前のリーグ戦から中2日の戦いで、先発を10人入れ替えたがゴールを奪えなかった。第2戦は6日に行われる。

 柏はJ1甲府戦からMF秋野以外の先発全員を入れ替え、下部組織出身者を8人起用。神戸より約3歳若い、平均年齢24・09歳のスタメンで戦った。前半は中盤でうまく攻撃を組み立てたが、前線からのプレスが厳しくなった後半に2失点した。8月25日のアジア・チャンピオンズリーグ広州恒大戦以来、公式戦3戦連続勝ち星なしとなったが、吉田達磨監督(41)は得るものもあったと強調。「若い選手の経験の場とは考えていなかった。その中で18、19歳の選手が責任を十分果たしてくれた」と話し、第2戦へ気持ちを切り替えた。