山形はホームで甲府に敗れ勝ち点24のまま。残留が厳しい状況になった。

 山形の残留が厳しくなった。第1ステージで0-2の完封負けを喫した甲府に再度完敗した。勝ち点は24のまま。同32の15位神戸との次節アウェー直接対決で勝たなければ、降格が決まる。最低残り3戦で3連勝、さらに神戸が1勝でもすると自動降格という厳しい条件となった。石崎信弘監督(57)は「気持ちを切り替えてやっていくしかない」と話すしかなかった。

 戦前の予想通り甲府は、リスクを回避して徹底した守備ブロックをつくってきた。サイドからのクロスで局面を打開できず、逆に後半16分に先制点を許した。相手FWバレーに当てられたこぼれ球を稲垣にフリーで決められた。前半3度の好セーブでチームを鼓舞したGK山岸は「その形はスカウティングでもあった。何も言い訳できない」と振り返った。課題だった引いた守備相手の切り崩しのアイデアがなく、カウンター1発に沈んだ。

 次節24日の神戸は因縁の相手だ。前回のJ1降格が決まった11年11月3日、神戸の本拠地で0-2と敗れ降格が決まった。鼻骨骨折も強行出場したDF渡辺は「神戸独特のスタジアムにのまれないように。神戸には絶対勝つ」と前を向いた。【高橋洋平】