清水は20日、1日のオフを挟み、静岡市内で練習を再開した。この日の練習から鎖骨骨折で離脱していたMF村田和哉(27)が完全合流。午前中はフィジカルトレーニングを消化し、午後はゲーム形式のメニューに交じり、復調ぶりをアピールした。24日の柏とのホーム最終戦でメンバー入りする可能性もあり「コンディションはいい」と戦列復帰に意欲を示した。

 チームは前節仙台戦に敗れたことでクラブ史上初のJ2降格が決定。村田はスタンドから戦況を見守ったが、願いは届かなかった。降格決定翌日は「現実を受け入れられない」と素直な気持ちを明かしていたが、すでに気持ちは切り替わっている。今季は残り3試合。来季につなげるためにも無駄にはできない。村田は「プロとして3試合をどう戦うかが大事。しっかり意地を見せたい」と意気込みを語った。【神谷亮磨】