残留が決まっている仙台はG大阪に敗れ、ホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。0-1の前半34分、右CKからFWハモン・ロペス(26)のヘディング弾で一時同点に追いつくも、その後2失点。第2ステージ(S)初連勝を逃した。

 ユアスタに吹いた強風が、勝ち点も白星も吹き飛ばしていったようだった。前日24日、戦わずして来季J1残留が決定。「ほっとした選手もいたと思う」とDF渡部が話したように、試合への入り方が難しい一戦だった。ハモンの2戦ぶりのゴールで完封負けこそ阻止したが、今季2番目に多い1万9000人超のサポーターに勝利は届けられなかった。

 今季を象徴するようなゲームだった。個の技術差が失点につながったわけでもなく、セカンドボールを拾えなかったことが命取りとなり、失点を重ねた。渡辺晋監督(42)は「取り切れず、勝ちきれず1年間を象徴したゲーム。申し訳ない気持ちでいっぱい」と話すしかなかった。古巣戦で気を吐いたMF武井は「悔しいが、修正していくだけ」と残るアウェー2試合を見据えた。