G大阪のブラジル人FWパトリック(28)が29日、人種差別ツイートを受けて悲痛な思いを語った。

 チャンピオンシップ準決勝浦和戦が行われた前日28日、パトリックに対して人種差別的な「黒人死ねよ」という書き込みが短文投稿サイトの「ツイッター」上に投稿された。

 この日、浦和戦から一夜明けて大阪・吹田市内で回復トレーニングを行ったパトリックは「すごく悲しい気持ちになった。昨日は明け方3時ごろまでいろいろ考えてしまって眠れなかった」と吐露。傷ついた心情を明かした。

 しかし、パトリックを擁護するメッセージも多く書き込まれていたことから「やっぱり、日本は世界で一番好きな国といえる。どの国にもいい人、悪い人は存在する。今回はガンバサポーターだけでなく他クラブのサポーターからもたくさん励ましのメッセージをもらった。心が強くなりました」と感謝の言葉も並べた。