浦和のペトロビッチ監督(58)は「選手たちは中2日の準決勝のことも考えて、試合をうまくコントロールしながら90分間を終えた」とうなずいた。前半に3点を奪い、早々に逃げ切りモード。相手に退場者が出たこともありMF武藤、宇賀神ら主力を下げて、29日の準決勝柏戦に備えた。

 前半終了間際に3点目を決めた宇賀神は「リーグ戦で勝てなかった現状からステップアップしていくためにも、このタイトルは取らないと」と話した。FW興梠は相手が5バックで浦和対策を取ると見るや、武藤、MF李と話し合いポジションチェンジする作戦を即決。流れるような連係から好機を量産した。リーグ戦で露呈した、守りを固める相手を崩せないという課題克服の糸口をつかんだ。

 106日ぶりに、公式戦での完封勝利も果たした。9大会ぶりの4強進出から、一気に頂点を極める。