今季からJ1の福岡は27日、福岡市の雁の巣レクリエーションセンターで今年2度目の練習試合(45分2本、30分1本)を行い、計4-0で九州リーグのJ・FC宮崎を下した。

 1本目の37分、左クロスをFWウェリントン(27)が頭で折り返し、元U-22(22歳以下)日本代表FW金森健志(21)が角度のないゴール左から左足で決めて先制。同40分、ショートコーナーからの左クロスをDF田村友(23)がヘッドで加点した。この日は、23日の1戦目で試した4バックから3バックに変更。昨季の堅守を支えたシステムから、攻撃のリズムも生まれた。

 井原正巳監督(48)は「新しいメンバーを入れて組み合わせがテストできた。最終ラインを含め去年のやり方を理解してもらえたと思う」と、手応えを感じていた。