5年ぶりのJ1復帰となった福岡は31日、宮崎市内で行われた4チーム総当たりで争うスカパー!ニューイヤー杯・宮崎ラウンドの初戦に臨み、2年連続で鹿島に0-2の完敗を喫した。

 序盤から押し込まれて迎えた前半4分、新加入のDFキム・ヒョヌン(24)のクリアボールが、鹿島FW垣田裕暉(18)に当たりそのままゴールに入った。

 前半の気迫が感じられないプレーに、井原正巳監督(48)はハーフタイムに「フラストレーションがたまり、きつく言った」という。だが後半23分にも寄せが甘く、パスで崩され追加点を許した。

 井原監督は「J1レベルでのミスは決定的になる。選手にとっていい薬になった。腰が引けたプレーが多かったので、メンタル面のたくましさも求めていかないと」と反省した。