J2清水はアウェーで長崎を3-0で下し、今季初勝利を挙げた。前半16分、右クロスをFW大前元紀(26)が右足ダイレクトで合わせて、先制点。冷静にコースを狙う技ありの一発を決めると、後半13分には左足で追加点を挙げた。同42分には今季初先発のMF河井陽介(26)がダメ押しの3点目。昨季J2最少33失点と、鉄壁の守備を完全に攻略した。

 地元長崎で初勝利を挙げた小林伸二監督(55)も「大前がうまくシュートを決めてくれた」と言った。大前は、今季から主将を務めており、開幕前に「J2優勝&得点王」を宣言。1月の始動から1日腹筋1000回が日課で、厳しいフィジカルメニューでも先頭に立った。「FWはゴールという形でチームを引っ張れる」。愛媛との開幕試合で無得点だった背番号「10」は、言葉通りの活躍でチームをJ2初勝利に導いた。

 守備は2試合連続無失点。次戦(13日)は、昨季J1で2敗を喫した松本をホームに迎える。大前は「次が大事。必ず勝ちたい」と力強く連勝を誓った。