前回大会王者の鹿島はまさかの開幕2連敗となった。

 敵地で神戸に1-4と大敗。守備陣が崩れ、攻撃陣も決定機で決めきれず、後半39分にDF山本脩斗(30)が頭で挙げた1点のみだった。

 石井正忠監督(49)は「個人個人の対応がうまくいかなかった。もっと落ち着いて対応できたんじゃないかな」とダメ出し。逆転を信じて、MF遠藤康(27)FW土居聖真(23)MF鈴木優磨(19)と交代カードを切ったが、ゴールは遠かった。指揮官は「やるべきことをやって決勝トーナメントに進むしかないと思っている」と口調は重かった。