アウェーで今季3敗目を喫した。

 FW浅野拓磨(21)、DF佐々木翔(26)のケガ人に加え、DF千葉和彦(30)を出場停止で欠く苦しいチーム状況で、DF吉野恭平(21)が先発し、J1デビューを果たした。

 吉野は後半20分の失点シーンで、ゴール前に飛び込んだ相手選手がオフサイドではないかと思い、振り返って副審を確認したために一瞬、足が止まった。「オフサイドかと思って、止まってしまった。体を当てることができたと思う。J1で出場できたことは大きな1歩で、次につなげたい」と振り返った。

 森保一監督(47)は、吉野について「緊張もあったと思うが、自分ができるプレーを出してくれた。もっとできるはずですが、初出場ということを考えれば十分」と話した。