磐田の練習グラウンドに、負傷離脱していた選手が戻ってきた。16日の全体練習後、GKカミンスキー(25)やFWジェイ(33)が、別メニューで練習を行った。

 股関節付近を痛めて前節のアウェーG大阪戦を欠場したGKカミンスキーはランニングなどをこなし、笑顔でファンサービスも行った。名波浩監督(43)は「最悪の状況ではなく、思っていたよりも良さそう。もう痛みはなく、セービングも問題ない。本人の顔つきも変わった」と明かした。21日のホーム甲府戦から復帰する可能性もある。

 左母趾MP関節捻挫のエースFWジェイも、スパイクを履いてボールを蹴る練習を繰り返した。急性腰痛症だったFW森島康仁(28)は、全体練習のフルメニューを消化して完全合流。紅白戦ではゴールも決めた。激しいポジション争いに加わる覚悟だ。【保坂恭子】