仙台はホームで甲府に2-1と逆転勝ちし、今季初の4連勝を飾った。開始4分に失点も、後半14分にFWハモン・ロペス(26)が頭で同点弾を決め、同34分にはFW野沢拓也(34)が逆転ゴール。勝ち点3を積み上げ、8位に浮上した。
「逆転できたのは今の仙台の力だと思う」。逆転ゴールを決めたFW野沢は試合後、満足そうな表情でそう言った。先制されても、後半だけで2点を奪い返し、今季初の逆転勝利。ユアスタの夜空に勝利の歌が響き、イレブンの表情には笑顔の花が咲いた。最後まで選手を信じタクトを振った渡辺監督も「やっていることが形になり自信になったはず。昨季からの成長を示せている」と胸を張る白星だった。
実に2年ぶりとなる4連勝。渡辺ベガルタが着実に進化している証しをホームで見せつけた。開始4分にゴールを奪われたが「事故のような不用意な失点」(渡辺監督)と割り切り、先制されたことで「逆にその後のゲームをしっかり作ることができた」と指揮官は振り返る。野沢も「取られても自分たちが慌てることはなかった」と逆転へのシナリオはイレブンの頭の中にもしっかり描かれていたのだ。
後半14分にFWハモン弾で同点。そして同34分に逆転に成功した。ハモン・ロペスからのパスを押し込んだ野沢は「したたかなサッカーができていたので2点目は必ず生まれると信じていた。いつかゴールをこじ開けられると思っていたので(同点後に)たたみかけられてよかった」と不敵に笑った。
次戦はファーストステージ最終節。昇格組の磐田が相手の敵地戦になるが「1つでも勝って最後を飾りたい」と野沢。強い仙台はまだまだ上を狙う。【成田光季】



