J2降格の危機に立たされている名古屋が、小倉隆史監督(43)を解任する可能性が高まったことが22日、分かった。早ければ今日23日にも正式発表される。後任はボスコ・ジュロブスキー・アシスタントコーチ(54)が務めるとみられる。チームは5月4日横浜戦で勝ったのを最後に白星がなく、リーグ17戦未勝利。第2ステージ最下位で、年間勝ち点でもJ1残留圏の15位甲府に勝ち点7差の16位と低迷している。

 クラブ側は一時、今季から指揮を委ねる小倉監督をシーズン終了まで続投させる方針を示し、サポート役として08~13年まで名古屋に在籍し、昨年までマケドニア代表監督を務めたジュロブスキー氏を招聘(しょうへい)。しかし、一向に浮上の兆しが見えないため、苦渋の決断として、この日に方針転換したもようだ。