G大阪MF遠藤保仁(36)が、リーグ残り3試合で3連勝を誓った。

 21日は大阪・吹田市内で練習後、横浜戦(22日、アウェー)に向けて敵地入り。チームは現在第2ステージ(S)5位で首位浦和と勝ち点7差。年間ではチャンピオンシップ出場圏内3位鹿島と同8差の4位と極めて厳しい状況だ。

 次節にも第2S優勝を逃す可能性があるが、遠藤は「数字上ダメになるまでは(第2S)優勝、年間3位より上を目指す。『1つでも上の順位を』と思うのがプロとして当たり前。僕たちは3つ勝たないといけない」とあきらめていない。

 15日はルヴァン杯決勝で惜しくも浦和に敗戦。好ゲームだっただけに「燃え尽き症候群」となることが懸念される。ベテランは「決勝の後はそうなる可能性が高い。でも心配はしていない。大事な試合ということは分かっているし(ルヴァン杯準優勝を)モチベーションとしてやっていかないと」とキッパリ。可能性がある限り、最後まで全力で走り抜く。