今季限りでの引退を発表したJ1広島のMF森崎浩司(35)が24日、広島市内で記者会見した。ユースから昇格し、広島一筋でプロ17シーズンを送ったレフティーは「寂しい気持ちもあるけど、ほっとしている自分もいる。広島には感謝の気持ちしかない」と話した。

 引退の理由については「続けたい気持ちもあったけど、引退に気持ちが傾いた。体力、メンタル面で難しいと思った」と説明。タイトルの可能性を残す天皇杯に向け「みんなと一日でも長くサッカーをしたい。最後まで一つになって戦いたい」と意気込んだ。

 29日のJ1ホーム最終戦の福岡戦で引退セレモニーを行う予定。