水戸が、敵地で貴重な引き分けに持ち込んだ。

 前半4分。前線からの激しい守備でFW平松宗(23)がボールを奪うと、MF佐藤和弘(26)が右足で先制弾。一時は勝ち越しを許しながらも、後半13分にはゴール前の混戦から、再び佐藤和が右足で2点目を上げた。

 16日横浜FC戦から3戦連続引き分け。勝ちきれない状況ではあるものの、格上から奪った勝ち点1は貴重だ。西ケ谷隆之監督(43)は「走力の部分で90分間、相手を上回ればチャンスはあると思っていた」と話していた。