4位C大阪のFW柿谷曜一朗(26)が先制点を挙げて、2年連続の決勝の舞台へ導いた。

 5位京都と1-1に終わり、同点の場合はリーグ戦の上位チームが進出できる規定より、3年ぶりのJ1復帰へ王手をかけた。

 前半13分、MFソウザのミドルシュートをGKがはじき、こぼれ球を柿谷が左足で決めた。貴重な先制点を奪うと、C大阪ペースに。柿谷とコンビを組んだ大体大卒の新人FW沢上竜二(23)も後半10分に日本代表MF山口からパスを受けてシュートを放つ見せ場があった。

 沢上は「曜一朗くんは、さすが。自分も次は決められるように練習したい」。柿谷はJ1をかけた大一番に向けて「しっかり準備していく」。決勝は6位岡山と12月4日にホーム金鳥スタで戦う。