新潟は3日、今季最後の練習で新潟医療福祉大と練習試合を行った。来季横浜に移籍が決まっているDF松原健(23)は、右サイドバックで前半の45分間出場。訪れた250人のサポーターに最後のプレーを見せた。試合は新潟が3-1で勝った。

 右サイドの突破からたびたびクロス上げ、得意のプレーを披露。11月18日に横浜への移籍が発表された。同22日から始まった全体練習の参加については、ケガを心配した片渕浩一郎監督(41)から確認された。「やらせてください、と伝えました」と、新潟の一員として最後までやり切ることを望んだ。

 「新潟で過ごした3年間はターニングポイントになった」と言う。14年に大分から移籍し、日本代表にも選出された。今年のリオ五輪も最後まで代表候補に挙がっていた。「横浜で活躍することが、新潟のみなさんへの恩返しになる」と、気持ちを来季に向けていた。