サッカー女子のプレナスなでしこリーグ、岡山湯郷の監督兼ゼネラルマネジャーに就任した亘崇詞氏が5日、岡山県美作市で記者会見し「苦しい状況だが、スタッフ一丸となってチームを立て直していきたい」と、2部降格が決まったチームの再建へ抱負を述べた。

 亘氏は現役時代、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズなどでプレー。引退後は指導者として活動し、今年は中国の女子チームで監督を務めた。

 岡山湯郷は今季、6月に成績不振で監督が辞任。7月には主力選手の退団騒動もあり、勝ち点10で最下位に終わった。

 亘氏は「若手の選手を育てる体制も整えて、一からチームをつくっていく」と意気込んだ。