川崎Fが元日本代表の大宮MF家長昭博(30)を獲得することが6日、濃厚となった。正式オファーを出しており、交渉は細部を詰める最終段階だという。

 昨季まで3年連続得点王だったFW大久保の東京移籍が決まっており、得点力があり、高い技術でチャンスを演出できる選手を求めていた。今季の家長は太もも裏の肉離れで一時離脱したが、26試合出場で11得点を挙げた。2桁得点は自身J1で初で、大宮の日本人選手でもJ1初。クラブ史上最高となる年間5位に押し上げる原動力となった。