G大阪が、大阪・吹田市内で来季からJFLに昇格するFC今治と練習試合を行った。会場にはFC今治のオーナーを務める岡田武史氏(60)も訪れた。

 日本代表時代の恩師と再会したMF遠藤保仁(36)は「モチベーションを感じた。会えてうれしかった。岡田さんはサッカーの妥協を許さない人。いいチャレンジをしている。チームとしても上を目指していける」と、前半無得点に抑えられたFC今治の実力に太鼓判を押した。

 MF今野泰幸(33)は、プロ生活をスタートさせた札幌時代の監督だった岡田氏に特別な思いがある。「自分を見いだしてくれたし、代表にも呼んでくれた。命の恩人と言っていいほど。感謝してもしきれない」。練習試合は90分間フル出場。MF倉田とダブルボランチを組んだり、センターバックもこなした。「久しぶりに岡田さんに見てもらって、ちょっと緊張した」と、照れ笑いした。

 試合は後半に倉田、FWアデミウソンがゴールを挙げ、G大阪が勝利した。