横浜FCのFWカズ(三浦知良、50)がホームの京都サンガFC戦に先発し、自身の持つJリーグの最年長出場記録を50歳41日に更新した。

 一方の京都ではU-20(20歳以下)日本代表として5月開幕のU-20W杯(韓国)に出場する可能性の高い、ルーキーのFW岩崎悠人(18=京都橘)が先発。年の差32歳が同じピッチに立った。2人は後半開始前に握手した。

 カズは後半14分までプレー。シュートは1本で無得点だったが、守備も含めよく走り存在感を示し、チームの勝利を喜んだ。

 キングは50歳の誕生日だった開幕戦から調子を上げてきており「今日が一番コンディションが良かった。(状態が)良くなってきた」と手応えを口にしつつ「こういう時こそ気を付けないと」とけがも含めた“落とし穴”を警戒していた。